味については「きっと美味しいんだろうなぁ〜」と期待をしていたのですが、想像以上に安くて、甘くて、いろんな種類があって、美味しいんです!
正直、ベトナムのバナナに慣れると日本で食べるバナナは「しなびてる」と感じます。
ベトナム人の友人、知人に「どのくらいの種類のバナナがあるの?」と聞いたら一様に困った顔をして「うーん…たくさん」というお答え。もしかして100種類ぐらいあるのかもしれないと思っていたら、VietnamSKETCHに記事がありました。(→ベトナムバナナ図鑑)およそ28種類だそうです。
中には加熱して食べるものもあり、知らずに蒸しバナナを食べた私は衝撃を受けました。蒸しバナナは路上で芋や駄菓子を天秤で担いでいるおばちゃんから買えますので、見かけた方はぜひお試しください。
下の写真は私が近所の路上でいつものおばちゃんから買った生食用のバナナです。
おばちゃんは、朝、通路に新聞を広げその上にバナナを置いて売っています。今日買ったものは小さなバナナで一房約770g、お値段16,000VNDでした。このバナナは皮が薄く、皮が黒くなるころには非常に甘くて強い香りになり、とても美味しいんです。
ではでは、バナナ天国ベトナムのバナナ料理をご紹介します
<Chè chuốiバナナのチェー>
チェーはベトナム版ぜんざいと言われています。冷たいのもあれば、暖かいのもあり、お店によって味が異なるので、いろんなお店で食べ比べてみるのも楽しいですね。

(写真:Asie360より引用)
<Chuối bọc nếp nướng もちもちバナナ>
丸ごとバナナもち米バージョンみたいな感じです。ベンタン市場付近の路上で売られていました。ココナッツミルクで炊かれたもち米でバナナの実を巻き、さらにバナナの皮で包んだものを焼いてあります。タピオカの入ったココナッツミルクソースをかけていただきます。かなりボリュームのあるオヤツです。(※もちもちバナナは日本語の定訳が分からなかったので、勝手に命名しました。)

(写真:Dulichより引用)

(写真:My new adventure より引用)
<Chuối chiên バナナのフリッター>
タイ料理で有名ですが、ベトナム料理としてもバナナのフリッターがあります。味は予想通り、という感じではずれがありません。

(写真:BLUE JAN'S BLOGより引用)
<Bánh chuối nướng 越風バナナケーキ>
加熱するとピンク色になるバナナがよく使われています。VGfood で売られていたものと、CATINA cafeで食べたことがありますが、甘さ控えめでねっとりしているので、欧米風のバナナケーキをイメージして食べるとびっくりしてしまいます。

(写真:dtklinhより引用)
<バナナのつぼみも食べます>

(写真:Marie Witte Photographyより引用)
バナナのつぼみは癖がなくて食べやすいんです。どんな味かと聞かれると難しいのですが…無味無臭…?。しゃくしゃくした歯ごたえを楽しむ食べ物なのかなと思います。
麺類を頼むと空芯菜やもやし、香草と一緒にバナナのつぼみがついてくることがあります。くるくるして薄紫のものがつぼみです。

(写真:Cavemonより引用)
<Gỏi Bắp Chuốiバナナの花のつぼみのサラダ>
見た目も美しいサラダです。えびせんに乗せて食べるお店もあります。

(写真:the culinary chroniclesより引用)
それでは皆様、いろんな種類のバナナ料理で
エンジョイ✨ベトナム!